2008年06月12日

夢に生きて、夢の人になる

先日、亡くなった水野晴郎氏の死にあたって、
11日、高円寺にある日本映画批評家大賞事務局にて、愛弟子で、俳優の西田和昭ら関係者が会見を行いました。

その会見で、意外な新事実が発表されました。


長年手掛けていた『シベリア超特急』シリーズの登場人物で、
実在した第2次世界大戦当時、陸軍大将の山下奉文への思いから、
本名を山下奉文に改名していた、ことがわかったそうです。


生前から、この山下奉文に強い思い入れがあったことは、
『シベリア超特急』シリーズからもわかりますが、

「先生は、僕らが知らないうちに、自分の本名まで変えていたんです。
本名の水野和夫から、いつの間にか、山下奉文に変えていて……。
保険証を見せてもらったんですが、本当に山下に変っていてびっくりしました」

ということらしいです。


思い入れのあるあまり、その人と同じ名前になって生きる、
すごいことだなぁ、と思います。


水野晴郎のイメージ変わるなぁ。

『シベリア超特急』シリーズをはじめてみたときも、
なんか水野氏の映画への評価が信じられなくなったかも‥、と思ったもんですが。


水野氏はシリーズ8作目となる『シベリア超特急』の最終シリーズ監督に向けて
意欲を燃やしていたとそうです。
しかし、クランクインを予定していた昨年の10月から体調を崩し、
12月からは入退院を繰り返し、4月22日に再入院してからも、
自ら台本に新たなアイデアを加えたりしていたが、今月の始めに容体は急変。

そんな中でも、先週5日には、病床で配給会社から送られてきた
『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のDVDを楽しむなど、
最期まで映画とともに生きた人生だったようです。

ちなみに、その映画が水野氏が観た最後の作品となったそうです。


亡くなってから、意外な一面をみせだした水野氏。
いや〜、人間てわからないもんですね〜。

ご冥福をお祈りいたします。






yasuta_fc2 at 23:55│この記事をクリップ!日記 
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